中央大学は1885(明治18)年7月、東京府神田区(現在では東京都千代田区)神田錦町に校舎を構え、英吉利法律学校という名で設立されました。 文明開化により急激な近代化が進み新しい時代がつくられていくなか、その時代にふさわしい社会的な使命と結束により、「実地応用の素を養う」を理念として、法学教育に根ざした新たな学校づくりに取り組んできました。 豊かな人間性・国際性をもつ人材を育成し世界に通用するグローバルユニバーシティとして確立させるべく、設立当初の先人の「意思」を再確認するとともに、将来の世界像も見据えながら進化し続けています。
音楽研究会は中央大学公認部会の中で最大の部会です。 吹奏楽部・管弦楽部・男声合唱部・マンドリン部・マンドリン倶楽部・リード合奏部・ルナハワイアン部・ルナタンゴ部・音楽鑑賞部・混声合唱部の10部からなり、年に1回ジョイントコンサートを開いております。
1951年設立。当時の男声合唱部に所属していた石井秀之氏によって創設されました。そのためか、設立当初は男声合唱部との兼部者が多く、中央大学の指揮者に依頼する余裕もない時代でした。 1961年に第1回定期演奏会を開催しました。この年から毎年1回の演奏会が行われています。 第4回定期演奏会より笹倉強氏を、第9回定期演奏会より山口貴氏を指揮者として迎えました。 その後、1988年より音楽監督として白石卓也氏を、1997年からヴォイストレーナーとして大森いちえい氏を迎え、現在に至ります。 主にバロック・古典音楽や宗教音楽などの演奏を中心とした音楽活動を行っており、オーケストラ・ソリストと共に大規模で行うコンサートは、作曲家の意図を忠実に再現するという当団のコンセプトに基づいております。 このような演奏活動を行う合唱団は日本のアマチュア合唱団の中でも稀有な存在となりつつあり、お越しいただいたお客様から、ご好評をいただいております。 2010年からは主催するコンサートを年1回から年2回にして、更なる発展をめざしております。